まつじゅんの働き方研究所

働くことやお仕事に関することを研究している社会学研究者のブログです

就職活動解禁日に思う 就職しておけばよかったと

今日大学に行ったら、フレッシュなリクルートスーツに身を包んだ三回生たちが、たくさんいました。

ここ数年、猫の目のようにくるくると変わる就職活動解禁日が今年は3月1日なんですよね。

今年も去年に引き続いて売り手市場だと聞きます。このままサラリーマンになってもいいのかな?と漠然とした不安に苛まれている学生さんも結構いるかと思います。

どうなんでしょう?案外いないのかな?

僕が就職活動をしていた90年代後半は、文系の学生を中心に夢見がちな野郎が結構いて、就職活動よりもクリエイティブなことをぶちあげたいぜ!アート系で食って行きたいぜ!編集者とかかっこ良くない?編集やったりコラム書いたりとか。そんなアホなことをかなり本気で思い描いていた奴が少なくなかったです。

何を隠そう、この僕がその筆頭でしたから。

結局、そんな甘いモノでは無く。

僕は結局就職活動はほとんどせず、建築家になるんだ!と美大の通信課程に飛び込んでしまいました。

僕にとっての失われた10年の始まりでしたw

 

そんなわけで、売り手市場の今、クリエイティブとか独立とかアートとかは一旦捨てて、スーツをぱりっと着て、就職してください。

まずはサラリーマンになるほうが、その後何かやるにしてもずっと近道のような気がします。

サラリーマンになるとお金と信用が得られますから。

それがないところで夢を叶えようとするとこれはしんどいです。

就職活動解禁日に思うんです就職しておけばよかったと。

今は、めぐりめぐってようやくやりたいことができつつあるので、まあ結果オーライですけどね。